2017年度理事長所信

2017 年度 一般社団法人 飯田青年会議所 理事長所信

一般社団法人 飯田青年会議所
理事長 梶川 剛

スローガン
愛信入魂

基本方針

1.出会いを広げ、学びを活かした会員拡大

2.子供達へ地域愛を繋げる

3.若者同士で地域愛を共有する

この30年間で社会は大きく変化した。物は進化し、社会インフラは整備され益々生活が 便利になって行く現代社会。便利になればなるほど、生活にゆとりが生まれ、個人は更な る欲を求める。皆が地域社会の恩恵を受け、おかげ様で生活が出来ているはずなのに、自 分以外の事に関しては関心が薄くなる傾向がある。今後、絶対人口が減少し続ける社会に おいて個々が担う責任は増すことが考えられる。そうであれば、今以上に皆が地域社会に おける個人の責任を自覚し、皆で築いた共に支え合う地域社会を復活させ、私達のまちを 私達が守り、更なる発展を目指す事で後世に引き継いでゆく事が重要である。その為に、 まず個々が幸福で満たされている事に加え、豊かなまちがその土台となっている事への感 謝の気持ちを持ち続ける必要があると考えます。その上で、我々が暮らすこの南信州を愛 し、発展を願い続け、積極的に関わる事が必要であると考える。
我々(一社)飯田青年会議所は、56 年間明るい豊かな社会の実現に向けて活動して参り ました。社会が、その時々の時代背景に左右される事はあっても、揺るぎなく常に研究を 重ね、前を向いた活動を行い、このまちを守り、発展させて参りました。そこには、親が 「子を愛するように」、「子の成長を願うように」育児を行い続けるが如く、南信州への愛 と発展を願う信念に魂が込められた活動があったからです。愛とは慈しみであり、見返り を求めず大切にする気持ちです。愛があれば自ずと、愛を与えたくなるはずです。また、 信念とは、それが正しいと強く思う心であり、行動に移し貫く事です。まさに「愛」と「信 念」に魂を込めた活動であったからこそ、現在まで存続しているのではないでしょうか。 今年度、我々は「愛・信」を引き継ぎ一層の魂を込める挑戦を行って参ります。

1.満足を生みだす会員拡大

我々が活動を行う学び舎である青年会議所は、様々な経験を持つ若き青年の集まりです。活動を通じ共に研鑽しながら学びを行い、人として成長し、地域、企業、家庭といった、それぞれの現場へと持ちかえり、学びを活かしています。共に活動を行う仲間が多いほど 刺激は増え、多種多様な幅広い学びとなり、組織の価値も向上します。このような素晴ら しい団体であるのに青年会議所は会員減少に歯止めが掛かっていません。飯田 JC も同じく、 会員減少、経験値の低下といった組織の存亡の危機が迫った状況となっています。現在、 青年世代が主体的に活動する団体は、この地域においても多く存在する時代へと変化しま した。視点を変えればまさに「選ぶ事が出来る時代」になったのです。選ばれる為には、 我々の組織の魅力を候補者に正確に伝え、入会する事への期待を持っていただくことが必 要であると考えます。また、一昨年の大きな改革を最大限生かすことで入会の可能性を固 める事が出来ると考えます。

今年は、我々飯田 JC が期待され選ばれる組織を目指し活動致します。先輩から受け継い だ繋がり、我々と共に行う JC 活動への参加による繋がり、個々の生活での繋がり、Web での繋がり、これまでの活動による繋がりを軸に組織をあげて様々な出会いの場を設けま す。メンバーは JC への愛と信念を持ち勧誘し、我々に対し期待を持って頂きます。そして、 我々が日々の JC 活動で学び得た明朗活発な青年の姿で入会候補者と接する事は、期待を満 足へと変え、入会へと繋げて参ります。魅力ある組織により築き上げられた人脈により人 を引き寄せ、期待から満足への連鎖は組織の拡大へ繋がると確信します。

2.大人達から子供達へ地域愛を繋げる

社会全体が共に支え合う社会であれば、子供達にはきっと、思いやりの心が育くまれます。子供達は私達から地域の将来を担うバトンを引き継ぎ、このまちを担う宝です。バト ンを引き継ぐ為には、現在の地域を担う私達のように、地域を想い、地域愛を育んでおか なければなりません。その実現を目指し、飯田 JC では多くの青少年育成事業を開発し、実 施して参りました。生み出した事業が地域に求められる事業であれば、継続していくべき ですが、同時に我々飯田 JC は地域のその先を見据え新たな事業の開発を行わなければなり ません。その為には、事業を別団体へと委ねて行く事が必要です。昨年は別団体を立ち上 げ実行委員会を構築した事で事業移管のスタートを切りました。これは、我々の活動を地 域ぐるみの運動へと昇華させる事であり、55 周年の際に誓った目標です。

今年度は、昨年まで行ってきた青少年育成事業において、事業を移管する団体の組織力 を強化し、目標へ向かう更なる一歩を踏み出します。まずそれぞれの団体が自らの責任を 自覚いたします。そして、地域をとことん愛する大人達との連携を強化いたします。また 子供達に地域を愛する心が育まれる事を願い、これまでの継続事業をこれからも続けるこ との重要性を理解していただきます。それにより移管団体の組織力が強化され、地域ぐる みの運動に繋がると確信いたします。そして地域への愛に魂を込めた大人と関わった子供 達は、このまちを愛し、誇りに思う大人へと成長してくれると確信いたします。

3.若者が南信州を変える

私達が愛する南信州は、人と人との繋がりといった目に見えない魅力を持つまちです。この素晴らしき魅力を活かす事で思いやりの心で満たされた豊かな社会を実現する事が出 来ます。今、まちが抱える問題とは、人口流出による人口減少、少子高齢化ではないでし ょうか。地域を担う世代である若者が声を揃え、行動を起こしていく事でこのような問題 を解決していくことが出来ると考えます。昨年、我々飯田 JC が中心となり、我々と同じく、 南信州で活動を行う若者達による協議会が立ち上がりました。我々が常に挑戦する能動者 となり、社会が抱える課題を研究し、先頭を切ってその解決に挑まなければなりません。

今年度、この協議会にてまちの抱える課題を共有し、共に解決に向けて挑戦していく場 へと進めて参ります。その為にこの場を牽引する我々飯田 JC は、これまでの JC 活動で培 った、自分がやらなければ誰がやるという魂により、組織をあげて団結し協議会の中心的 な役割を担います。協議会では、南信州ならではの魅力を誇りに思い、まちを愛する気持 ちを深め、地域の課題解決に挑戦します。またその活動を貫き通す事の必要性を理解して 頂きます。協議会に集う熱き若者達により、この活動は地域全体へと広がり、人の繋がり を活かした南信州ならではの豊かな社会を創り出すと確信します。