2020年11月26日
未来創生委員会 事業方針
一般社団法人 飯田青年会議所
ニューノーマル探求室
未来創生委員会
委員長 酒向 昭平
可能性は無限なり
今、世界各地で新型コロナウイルスが猛威を奮い、これまでの生活や習慣を根底から覆し、様式から人々の内面まで多岐に亘り様々な変化をもたらそうとしています。それはこと南信州に於いても他人事ではありません。しかし地方にとっては悲観的な部分だけではなく、良い転機と成り得る社会変化も起こっています。それは人々の生き方や働き方の変化に象徴されます。都心部ではリモート化が進み、地方暮らしをしつつ都市や地方の企業と関わりながらパラレルワークを展開する人や、都心の会社に勤務しながらも住居は地方に構え、完全リモートで仕事をする人等多様な働き方が生まれています。更に企業が都市にオフィスを構えることの意味に疑問を持ち、地方への移転をするという事例も増えています。この様に新たな地方の在り方が提唱され始めている今、地方に住む我々がまず率先して動かなければ、未来を切り開くことは出来ません。そして、それを可能にする様々な強みがこの南信州には存在しています。多くの自然、伝統や文化が色濃く存在し続け、日々の暮らしの中にも何気ない魅力が溢れています。それらを改めて南信州の強みとして再認識し、これからの地方の在り方について、議論や活動を重ねて行く必要があると考えます。
そこで本年度当委員会では、新たな希望と、ときめきを実感出来る活動を行っていきます。まず社会全体の変化やニーズを多角的に捉え、アドバンテージとなり得る部分を模索します。次に新たな地域の在り方をメンバーと共有し、意志の統一を図ります。更に変化を求める人々と共に南信州の魅力に触れることで、ときめきに満ちている地域であると実感します。これらを行うことで、変化を続ける社会に希望を見出し、最終的に理想的な地方の在り方への道筋を創りあげられると確信致します。